よくお客様にも聞かれる
「ジャムとコンフィチュールって違うんですか?」というご質問。
これは、各方面の専門家の方々のご回答はわかれるかもしれません。
別物だ!というご意見も、
いやいや、一緒でしょというご意見も、
どちらも正しいのではないかと思っています。
そう言いつつも・・・。
niru × neru はあえて「コンフィチュール専門店」と名乗っています。
なぜniru × neru は、「ジャム専門店」とせずに「コンフィチュール専門店」にしたか・・・。
ジャムかコンフィチュールかというのは、そもそも言語の違いですよね。
英語におけるジャム(jam)は、「ぎゅっと固まったもの」という意味あいを持ちます。
例えば、渋滞をしめす言葉として「traffic jam」がありますね。
車がひしめき合っているイメージです。
だから、食べ物でいう「ジャム」もイメージとして、ぎゅっと固まった固形に近いもの。
一方で、フランス語でジャムはコンフィチュール(confiture)。料理の手法におけるコンフィ(confit)にもあるように、たとえばお肉料理の場合は、油に漬け込んだ状態で火入れをしていくもの、果物においては、砂糖に漬け込んだ状態で煮たものから派生していて、ぎゅっと固まったものを指すわけではないのですね。
そういう意味で、niru × neru の商品は、ジャムというよりコンフィチュールだと思うから、あえて「コンフィチュール専門店」と名乗っています。
ただ、わたしたち日本人からすると、どちらも「ジャム」であるのだと思います。
だから、niru × neru は、コンフィチュール専門店ですが、お客様からは「ジャム屋さん」と呼ばれています。
親しみを込めてジャム屋さんと呼んでいただけることはとっても嬉しいことだと思っています。

ぎゅっと固まっていないからこそ、ソースのように応用がききます。
ヨーグルトに垂らしてみたり、炭酸割りやシャンパン割りにしてみたり。
アイスクリームに混ぜてみたり、パンやパンケーキに添えてみたり。
シフォンケーキやレアチーズケーキのお供にも。
毎日の食卓をワンランクupさせてくれるコンフィチュール。
冷蔵庫にいくつかキープしてあるととっても便利なんです。
コンフィチュール専門店 niru × neru (ニルネル)
横浜市鶴見区向井町2-69-2